難しいことは分からないけど……「芦雪ワンコ」に胸キュン

【芦雪ワンコとの出会い】
初めて、その可愛いワンコを意識したのは、twitterでした。
有名な画家「長沢芦雪」の作品に登場する、とぼけた表情の白犬……それが可愛いと、twitterで話題になっていたのです。
なにげなく見たのですが、まん丸な黒い目といい、ちょっと開いた口元といい。
お姉さん座りのような、独特のポーズといい……なんとも言えず「ゆるい」、不思議な可愛さがありました。
それが大受けで、展覧会が大好評……そんな内容の、呟きだったと思います。


でも、その時は
「へえ、こんなゆるキャラみたいな絵もあるんだ」
ぐらいでした。
私は美術が特別好きな訳でも、詳しい訳でもありません。
正直、堅苦しそう……という印象で。
でも、その可愛いワンコと、また再会することになるのですが。

【改めて見ると……あら、すっごく可愛いじゃない!】
きっかけは、家族でした。
「これに行ってみたい」
というのが、東京都の府中市で開催されていた、「へそまがり美術展」でした。
ゆるい絵、味わいのある絵、ちょっとヘンテコな絵などを集めた、敷居の低そうな展覧会でした。


これなら、素人にも楽しめそうだな……ついでに、府中のデパ地下でスイーツを買おう。
そんな気軽さで、同行することにしました。
行ってみると、なかなか人気らしく盛況。
小さいけどキレイな美術館で、展示も面白いです。
説明文も分かり易いし、それほど広くも、作品数が多くもないので、疲れることもありませんでした。

上手い人が、わざと落書き風に描いたもの。
はたまた、将軍さまが描いた、ちょっとヘンテコな絵。
可愛らしい猿や鳳凰、虎や犬の絵など。
中でも、私の目を引いたのは、コロコロした子犬の絵でした。
「菊花仔犬図」というタイトルで、白、黒、茶色の仔犬が何匹も固まっています。
他の子に噛みつくもの、お尻をこちらに向けているもの、なんだか嬉しそうな表情の子……。


ふわふわの毛並みや、くりっと巻いた尾の感じが、伝わってくるようでした。
リアルとデフォルトの、なんとも言えない中間というか。
「へえ~、犬は昔も今も、変わらないんだなあ」
と、感心しながら眺めていました。


ムッチリふわふわな、愛らしい仔犬たち。
手のひらに乗せて、一匹連れて帰ってしまいたいほどです。
そして眺めているうち、なんだか見覚えがある……と気になって来ました。
そう、かの有名な「芦雪のわんこ」と、同じ作者の作品だったのです。
改めて見ると、やっぱりどちらも可愛い!
なんだか、急速にワンコが愛しくなってきました。
でも、もう展示期間は終わっています……あの牛にもたれた白犬、実物を見に行けばよかったなあ……。


ついでに、このワンコのグッズも欲しいなあ。
ホームページのトートバッグやTシャツを眺めて、ため息を吐く毎日です。